遠端影像傳輸系統服務於受損查勘上的應用

發佈日期 / 2019-08-06東京海上日動火災保險公司
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1.はじめに
近年、国内外での台風や豪雨等による大規模災害は年々増加しており、災害発生時における被災状況の把握や事業復旧に向けた対応は、企業のお客様の事業継続の観点からもますます重要になっています。
1.前言
近年來在世界各地,颱風及豪大雨等重大天災頻傳,對重視永續經營的企業而言,天災發生時如何掌握災情狀況?如何快速恢復營運?已是越來越重要的課題。

弊社は大規模な災害や事故の被害に遭われたお客様への保険金のお支払いにあたり、遠隔地映像伝送システムを導入し、通信環境が恵まれていない地域から高画質な映像をリアルタイムで伝送できる体制を構築しました。遠隔地映像伝送システムの活用により、被災現場の様子をお客様とリアルタイムに確認しながら状況を把握すると共に、損害規模や損害見込額早期に算定することが可能となります。加えて、関係者とリアルタイムで現地映像を共有していくことで、対応方針および態勢をより速い段階で策定し、お客様の事業復旧や事業継続に貢献することが期待できます。
東京海上日動火災保險公司將「遠端影像傳輸系統」運用於遭受重大天災或意外的客戶理賠服務環節上。藉由「遠端影像傳輸系統」,於通訊環境較差的地區提供高畫質影像即時傳送的服務,與客戶一起確認及掌握受災現場的即時狀況,並及早理算出受損嚴重度及損失金額。此外,透過與相關人員共享即時影像,還可盡快決定處理方針,期能對客戶的營運復原及永續經營有所貢獻。

2.遠隔地映像伝送システムの概要 遠端影像傳系統的概要
遠隔地映像伝送システムを活用した損害調査サービスの開発にあたっては、損害調査サービスでの活用を念頭に置くと、国内外問わずあらゆる通信環境において既存のシステムより更に高画質な映像を安定的に配信することが必要不可欠です。弊社では、モバイル端末では日本初となるRASCOW技術(Real-time Auto Speed Control based-on Waterway model)が搭載されたモバイルIP中継器「Zao-S(ソリトンシステムズ社製)を導入しました。
2. 遠端影像傳輸系統簡介
開發這項系統時,研發人員時常提醒自己這套系統主要應用在勘查客戶受損服務面上,所以必須要在國內外任何通訊環境下,比現有的系統提供更高畫質且穩定的影像才行。因此東京海上日動火災保險公司引進搭載了RASCOW技術(Real-time Auto Speed Control based-on Waterway model/)的行動IP轉播器「Zao-S(Soliton Systems公司製作),而這也是日本國內首度將此項技術應用在受損勘查服務上。
註:RASCOW:行動網路環境中有其獨特的協定,可根據傳輸速度的不同而自動調整影像壓縮率,即使在速度明顯緩慢的狀態下也可傳輸出毫無破綻的影像。

Zao-S」が搭載するRASCOW技術は、通信回線のコンディションに応じて通信速度を自動的に調整するというものです。これにより、通信速度が遅いエリアにおいても、FacetimeSkype等と比べ、安定性が高くかつ高画質な映像をリアルタイムに配信することができ、映像配信における遅延速度は約1~2秒と世界トップクラスです。たばこサイズの本体にバッテリーも内蔵しており、あらゆるカメラに接続できるため高い携帯性と汎用性を兼ね備えています。「Zao-S」は20173月にリリース以降、放送局での導入が進んでいますが、損保業界において導入されるのは当社が初めてとなります。
Zao-S」於20173月上市以來,在電視傳播界使用率極高,但應用在產險業界,東京海上日動火災保險公司則是第一家。「Zao-S」如香菸盒大小的主機內建電池,兼具方便攜帶及廣泛使用的優點,可跟任何攝影機連結,而其所搭載的RASCOW技術,更可依照傳輸迴路內容的不同而自動調整傳輸速度,也因此即使在通訊速度較慢的地區,相較於FacetimeSkype,它仍可傳輸穩定且高品質的即時影像。

Zao-S」の活用により、携帯電話回線が使えるエリアであれば、いつでもどこでも簡単に高画質な映像を配信できるため、例えば大規模災害発生直後に小型カメラと「Zao-S」を装着した調査員を災害現場に派遣し、早期に現場の被害状況をライブ中継して、遠隔地にいる損害サービス担当者やお客様と共有することができます。また、ライブ中継映像は自動的に録画されており、音声も途切れること無く送信者と受信者の双方向で伝送が可能となります。迅速な情報共有のみならず、ライブ中継映像や録画映像を確認しながら損害サービス担当者が損害規模を把握したり、お客様からの指示に基づき調査員が現場調査を実施したりして、より詳細な被害状況を報告することも実現できます。
只要在有手機訊號的地區,「Zao-S」就可隨時隨地傳輸高品質的影像。例如在天災發生後,查勘人員可立即帶著「Zao-S」及小型攝影機至受災現場,與在遠方的理賠人員、客戶即時連線,連線時更自動同步錄影,如此一來,不僅可迅速確認、掌握災情和受災的嚴重程度,查勘人員更能依據客戶的需求提供更詳細的災害情形。

3.遠隔地映像伝送システムの活用事例 利用遠端影像傳送系統的案例
これまでの大規模な自然災害現場や事故現場では、調査員を現地に派遣して損害調査・損害サービス対応を実施し、調査報告書の提出を以て、ようやく被災現場や損害規模等の詳細が判明しておりました。こうした課題に対して、弊社ではドローンを活用して被害現場を短時間で広範囲に渡り調査し、効率的な損害調査を実現してきましたが、お客様や損害サービス担当者との迅速な情報共有という点については依然として課題が残っておりました。そこで、弊社では前述の遠隔地映像伝送システムおよびドローンを活用した、大規模な自然災害現場や火災事故現場での損害調査サービスの実用化に成功いたしました。
具体的には、ドローン計測業者と提携し、事故発生直後に弊社調査員と共に現場立会を行い、現場でビデオカメラを搭載したドローンを飛行させて上空から現場の映像を撮影しました。ドローンにより上空から撮影された映像は地上で受信した後、調査員が携帯している「Zao-s」を中継して弊社損害サービス担当者やお客様へライブ配信を行い、調査員・損害サービス担当者・お客様の三者間で損害状況を即時共有することに成功しました。
3. 遠端影像傳送系統運用的案例
具體來說,東京海上日動火災保險公司與無人機測量業者合作,當意外事故發生後,查勘人員一抵達事故現場,馬上使用裝載了攝影機的無人機進行現場空拍,隨即運用Zao-s」將空拍影像實況傳送予理賠人員及客戶,此時三方即可同步得知意外事故的影像資訊與受損情形,而理賠人員更可把握時間儘速理算出可能的損失金額。如此一來,就能提前支付一部份的理賠金予客戶,讓客戶提早展開營運復原作業,避免因等待理賠時間過久而增加營業損失。

このように事故現場から即座に映像の共有ができることで、損害見込額をより迅速に算出することが可能となるため、早期の保険金お支払いをご要望されているお客様に対して、保険金の一部を内払いするなどの対応も可能となります。また、弊社の損害サービス態勢を被害規模に応じて早期に整備することにも繋がり、今後、より一層の活用を検討しております。
以往在遇到重大天災或意外時,從人員至現場著手調查、提出查勘報告書、判斷災情與受損狀況,到理算金額賠付客戶,通常需耗費很長一段時間,且如何與客戶及理賠人員快速共享資訊也是個難題。但引進「Zao-s」遠端影像傳輸系統搭配無人機後,大幅提升了現場查勘、理賠服務的效率,而客戶也能及早獲得理賠,可謂達到雙贏的成效。

遠隔地映像伝送システムの活用事例として、貨物の集積保管場所におけるリスク調査を国内外で実施し、リスク評価と事故削減に向けた提案を行うコンサルティングサービスがあります。弊社調査員が海外の港の現場調査を実施した際、「Zao-S」を使用して海外の現場からライブ配信を行い、経験豊富な調査員からの指示・支援を受けながら、高品質な事故削減コンサルティングサービスを提供することができました。現場調査は都市部から離れた離島の港が大半でしたが、回線が不安定な海外現場でも遠隔地画像伝送システムを活用して高画質画像を配信できることが証明されました。
除了災後查勘之外,遠端影像傳輸系統也運用在針對國內外貨物集中保管地的風險調查作業,同仁們於國外港口使用Zao-S」進行現場調查實況傳送,在經驗豐富的資深同仁協助下,提供事前風險評估及如何減少意外事故發生的高品質諮詢服務。進行現場調查的港口有半數以上都是位於遠離城市的區域,而這也證明了即使是在通訊較不穩定的區域、甚至是海洋上,遠端影像傳輸系統仍可傳送高品質的影像。

4.おわりに 結語
弊社ではお客様の『いざ』という時をお守りする保険金のお支払いだけではなく、事故前の損害防止対策や事故後の再発防止策の提案などのサービスを展開しております。遠隔地画像伝送システムは弊社が提供しているあらゆるサービスに応用できる可能性を秘めており、弊社の事故対応や事故削減コンサルティングサービスに関する経験やノウハウと融合させることで、お客様サービスの品質向上に努めて参ります。
4. 結語
東京海上日動火災保險公司不僅在客戶發生突發狀況時,提供保險金以保障客戶能繼續營運,同時針對意外發生前的損害防阻及事故發生後如何防止再度發生等提供諮詢服務,而遠端影像傳輸系統就是在各種服務上皆能應用到的秘密武器。今後將持續善用此系統並結合理賠相關經驗與Know-how,努力提升客戶服務的品質。
(本文轉載自東京海上日動火災保險公司 TOKIO CLAIMS JOURNAL No.38)

                                             東京海上日動火災保険株式会社 コマーシャル損害部 国際物流第三グループ 西岡
                                             原文作者:東京海上日動火災保險株式會社 企業體損害部國際物流第三組 西岡

東京海上日動火災保險公司
東京海上日動前身為「東京海上保險會社」,自1879年創建以來即自許為「日本國內產險業界的Leading Company」,以嚴謹、穩健的態度經營公司,時至今日,事業版圖已擴及海內外各保險相關領域,海外據點遍佈全球38個國家與地區。 隨著時代、環境的變遷,東京海上日動總是與全世界的客戶站在一起迎接挑戰,並持續不間斷地提供最佳的風險管理解決方案,帶給客戶完全的安心與信賴。 與此同時,我們也不忘善盡企業責任、回饋社會,朝「好公司Good Company」向前邁進。

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